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由緒ある道明寺の地で、初代周造より受け継がれてきたおもてなしの心と、長きにわたりご愛顧くださるお客様への感謝の気持ちを忘れずに、日々精進していく所存でございます。
新しい時代が到来した激動の明治八年、初代菰田周造によって「料亭梅廼家」は誕生しました。現在の六代目幸雄まで、のれんは連綿と受け継がれています。昭和五十八年十一月、会席の味にさらに磨きをかけ、多くのお客様に気軽に楽しんでいただけるよう「割烹 梅廼家」を新設。平成九年に店舗を新しく建てなおし、現在も初代から受け継いだおもてなしの心が息づいています。 |
道明寺は和菓子でよく使われる「道明寺粉」発祥の地です。別名「道明寺の糒(ほしいい)」と言われています。豊臣秀吉や、徳川将軍家、朝廷にも献上され、現在まで至っています。関東の小麦粉の薄皮の桜餅は「長命寺」、関西のもっちりとした道明寺粉でつつまれた桜餅を「道明寺」というのはこのためです。 |